オギャーオギャーオギャー

...

...



堂「おめでとう、元気な男の子だ」

「...可愛い」

「すず、よくがんばった
ありがとう!」

元気な元気な男の子だった

堂「赤ちゃん、サイズ測るから一旦連れて行くね。」


赤ちゃんに一瞬だけ会えたけど
すぐ連れていかれちゃった

堂「あとは傷縫って行くからゆっくりしてて。」

「海斗に似てたね」

「当たり前だ俺に似たかっこいい男の子だ」

「海斗、実は男の子ってわかってたでしょ」

「えっ」

赤ちゃんのものを買いに出たら
無意識なのか青色や水色のものを
選んでいた。
わたしは性別わからなかったから両方いけるように考えていたのに。
海斗の行動でなんとなく男の子のようや気がしていた。

医者だから見えちゃったんだろう

「買い物行っても青色ばっかり手に取ってたから」

「あっ、そうだった?
エコーで見えてしまってわかってた。
ごめん」

やっぱり。

「ははっ、いいよ。
海斗みたいな優しい男の子になってくれたらいいな」

海斗と話している間に縫合も終わって
オペが終了した。