「やめて」

海斗の手を払った

「なんの話?なんで診察室行かないといけないの?ここでいいじゃん」

「凌も呼んで3人で話をしたい。」

「ここに呼べばいいじゃん」

「検査も少ししたい」

やっぱり企んでた

「ほらそうじゃん。
なんで最初から本当のこと言わないの。
私を騙してんじゃん。
話って嘘ついて検査しようとしてる
最低」

「本当のこと言ったら来たのかよ」

「わかんないじゃん
その時の気分」

「すずの気分で赤ちゃんを危険に晒すわけにはいかない」

私の意見より赤ちゃんなんだ
そっか

妊娠するとそうなるのか

「今日は行かない。話もいないし検査もうけない」

急いで部屋を出た
いま海斗と同じ空間にいるともっと言い争う。