レイラは犯人について深く考えることをやめていた。
青い封筒の主はベルであり、おかしな偏愛小説の真似をして大人のフリして書いた手紙があの奇妙にエグみのある手紙になったのだとアイザックが説明してくれた。
(犯人……私を殺しそうな人ですわよね。私がなんとなく気になってて、実は怖いなと思ってる人がいるにはいるのですが)
ルーカスはいつものようにレイラがだんまりしているので、特にないのかと思った。
だが、ルーカスはここで紙を取り出して羽ペンも持って来た。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…