玲蘭が家に帰ると、伊織が志穂とゲームをしていた。
「よーし!ファイナルラップだ。」
「ふっ、甘いな。伊織兄ちゃん。くらえ。」
「お、おい!このタイミングで甲羅はやめろよ!!」
「いっけー!」
ゴールを決めた瞬間志穂は、拳を天に突き上げた。
「おまえ、上手いな。」
「いぇーい!!」
「クッソー!」
玲蘭は志穂の楽しそうな顔を見て、伊織と家族になって良かったと思った。
「あ、お姉ちゃんおかえり。」
「ごめん、ごはん、用意するね。」
「手伝うよ、玲蘭。」
「いいよ!伊織も.....座ってて。」
玲蘭はさっきのことを思い出して、慌てて断った。
ちょっと、拒否しすぎたような気になり、しまったと反省しながら夕食の準備をする。
夕食が終わり、みんなが寝静まったあと、玲蘭はベランダに出た。
少し、落ち着かないと、と思い直していると、隣のベランダに人が出てきた。
「玲蘭。」
「伊織。」
「生徒会室では.......ごめんな。」
「あ、いや、あの。それは.......。」
「ごめん。忘れて。それだけ、言いたかった。」
伊織はそういうと、部屋に戻って行った。
玲蘭はもう、自分の中の気持ちが振り切れて爆発してしまった。
そのまま、部屋に戻り、廊下に出て、伊織の部屋のドアをノックした。
「玲蘭。」
「ごめん。私も話したいことがある。」
伊織は玲蘭を部屋に迎えいれた。
「昼間のこと、私嫌じゃなかったの。むしろ、嬉しかった。
どうしよう。伊織のこと。好きで好きで、仕方がないの。」
伊織は必死に話す玲蘭を抱きしめた。
「俺だって、気持ちに倫理観が、押し潰されそうなんだ。」
玲蘭は伊織の肌や匂い、呼吸を全て感じていた。
二人はこの先のことよりも、今の自分の気持ちしか見つめていなかった。
「よーし!ファイナルラップだ。」
「ふっ、甘いな。伊織兄ちゃん。くらえ。」
「お、おい!このタイミングで甲羅はやめろよ!!」
「いっけー!」
ゴールを決めた瞬間志穂は、拳を天に突き上げた。
「おまえ、上手いな。」
「いぇーい!!」
「クッソー!」
玲蘭は志穂の楽しそうな顔を見て、伊織と家族になって良かったと思った。
「あ、お姉ちゃんおかえり。」
「ごめん、ごはん、用意するね。」
「手伝うよ、玲蘭。」
「いいよ!伊織も.....座ってて。」
玲蘭はさっきのことを思い出して、慌てて断った。
ちょっと、拒否しすぎたような気になり、しまったと反省しながら夕食の準備をする。
夕食が終わり、みんなが寝静まったあと、玲蘭はベランダに出た。
少し、落ち着かないと、と思い直していると、隣のベランダに人が出てきた。
「玲蘭。」
「伊織。」
「生徒会室では.......ごめんな。」
「あ、いや、あの。それは.......。」
「ごめん。忘れて。それだけ、言いたかった。」
伊織はそういうと、部屋に戻って行った。
玲蘭はもう、自分の中の気持ちが振り切れて爆発してしまった。
そのまま、部屋に戻り、廊下に出て、伊織の部屋のドアをノックした。
「玲蘭。」
「ごめん。私も話したいことがある。」
伊織は玲蘭を部屋に迎えいれた。
「昼間のこと、私嫌じゃなかったの。むしろ、嬉しかった。
どうしよう。伊織のこと。好きで好きで、仕方がないの。」
伊織は必死に話す玲蘭を抱きしめた。
「俺だって、気持ちに倫理観が、押し潰されそうなんだ。」
玲蘭は伊織の肌や匂い、呼吸を全て感じていた。
二人はこの先のことよりも、今の自分の気持ちしか見つめていなかった。
