いつどこで誰が何をした



「ひかるくん!」

え?

「何してるの?早くしなきゃ死んじゃうよ!ほら片桐くん早くひかるくんについてって!」
…花里?

僕の後ろから現れたのは花里だった。
僕を見て片目を瞑る。
「今ひかるくんがやろうしていることは大事なことなんだ!玲子ちゃん!僕が説明する!だから今はとにかくひかるくんを!」
「……誠…」

「…ありがとう花里。片桐!ついて来てくれ!詳しいことはちゃんと話す!」
「わ、わかった」
もうゴリ押しで片桐を連れ出す。


もっと計画的にやらなきゃいけなかった。
でもそんなこと考えていられなかった。
片桐のことだ。放っておくとまた新たに犠牲者を出す可能性がある。
とにかく今は…こいつを…

僕は廊下を駆け足で進み、わけがわからずついてくる片桐を横目で見た。



「誠…何があったの?」
「……ごめん玲子ちゃん。詳しくは言えない。でもひかるくんがやろうしていることは、三谷の死に関係がある」
「…桃」
「だから、今は何も言わず、ひかるくんを信じて」