「祐樹…柿田のクラス見てきたんだよな。どうなってた?」
花里を筆頭に何人かが柿田のグループを見に行っていたはずだ。
「あ、ああ…それが、昨日まで使ってた教室には誰もいなくて…近くの教室見回ってきたけど、柿田達はいなかったんだよ」
いなかった?
指定された場所に行ってたのか?
「三谷死んだの?」
!
そう言って教室に入ってきたのは花里。
放置してたの忘れてた。
少し驚いた顔をしている。
「30のところにばつ印がついてる」
僕がスマホを見せると
「へぇ…本当だ」
少しだけ、暗い声を出した。
「三谷のことはそんな好きじゃなかったけど…死んだとなると…流石にちょっと…くるね」
あ、そうだったんだ。
柿田と花里、三谷、牧村はいつも一緒にいるイメージだったからちょっと意外だけど。
「……」
教室の入り口で俯いて固まっている。
僕は花里に近づいて、消沈している頭をポンと優しめに叩いた。
「…ひかるくん?」
「どこ行くんだよ」
祐樹が声をかける。
「父親のところ。一刻も早くこのゲームを終わらせなきゃ。たとえ僕のチームじゃなくても、これ以上クラスメイトを死なせないために」
成川の言う通り、僕が何かの鍵になるのなら早く行動しよう。
ゲームを次の段階へ進めたい。
「枕崎」
「…え?」
「柿田達探して」
「……わかった」

