こうちゃんが一人暮らししているアパートのインターフォンを鳴らすと、
部屋の中から何かにぶつかったり、物が落ちる音が聞こえてきた。
すごく動揺しているのが伝わり、さっき電話で話した事は嘘じゃないと思った。
「な、なっちゃーん」
玄関の扉が開くと、半泣きのこうちゃんが出てきた。
玄関でする話でもないからとこうちゃんは私を部屋の中へと入れてくれた。
リビングのソファーに座り、こうちゃんは当選したという宝くじを私に渡してくれた。
ネットで宝くじの当選番号を確認すると、確かに1等5億円の当選くじと番号が一致していた。
「た、確かに当たってるね」
「でしょでしょ。
驚いちゃったとはいえ、なっちゃん忙しいのに呼び出してごめんね」
「‥‥スランプで何もアイディア思い浮かばなかったから大丈夫。
それより、1等は銀行に行かないとお金受け取れないみたいだよ。
後は本人確認ができる物と印鑑がいるみたい」
「明日は仕事休みだから銀行行ってみるね。
安心したらお腹空いちゃった。近くに美味しいカフェあるから一緒に行かない?」
「うん」
アパートに着いた時はオロオロしていたこうちゃんだったけど、落ち着いたみたいで安心した。
落ち着かなければ明日一緒に銀行にもついて行こうかと思ったけれど、今の状態なら1人でも大丈夫そう。
「ここのコーヒー美味しい」
「でしょ、僕のお気に入りのお店なんだよ。
いつか僕もこんな素敵なカフェ開きたいなぁ」
「その為に色々資格取得したし、今も修行の為に飲食店で働いてるもんね。
‥‥何だかこうちゃんが羨ましいなぁ」
「なっちゃんも作家として頑張ってるじゃない。
僕、あまり本とか読まないけどなっちゃんの本全部好きだよ」
「今までが上手くいってただけだよ。
現に今は行き詰まっちゃってるし、このまま作家としてやっていけるのかな‥‥」
「‥‥なっちゃん」
「暗い話してごめんね。
今までもスランプはあったから大丈夫!」
カフェでまったりとした時間を過ごしてから、こうちゃんと別れた。
次の日にこうちゃんから銀行での手続きが無事に済んだというメッセージとしばらくの間忙しくて会えないという連絡が入った。
私も次回作に向けて担当さんと打ち合わせだったり取材が入っていたので了解とだけ返事をした。
部屋の中から何かにぶつかったり、物が落ちる音が聞こえてきた。
すごく動揺しているのが伝わり、さっき電話で話した事は嘘じゃないと思った。
「な、なっちゃーん」
玄関の扉が開くと、半泣きのこうちゃんが出てきた。
玄関でする話でもないからとこうちゃんは私を部屋の中へと入れてくれた。
リビングのソファーに座り、こうちゃんは当選したという宝くじを私に渡してくれた。
ネットで宝くじの当選番号を確認すると、確かに1等5億円の当選くじと番号が一致していた。
「た、確かに当たってるね」
「でしょでしょ。
驚いちゃったとはいえ、なっちゃん忙しいのに呼び出してごめんね」
「‥‥スランプで何もアイディア思い浮かばなかったから大丈夫。
それより、1等は銀行に行かないとお金受け取れないみたいだよ。
後は本人確認ができる物と印鑑がいるみたい」
「明日は仕事休みだから銀行行ってみるね。
安心したらお腹空いちゃった。近くに美味しいカフェあるから一緒に行かない?」
「うん」
アパートに着いた時はオロオロしていたこうちゃんだったけど、落ち着いたみたいで安心した。
落ち着かなければ明日一緒に銀行にもついて行こうかと思ったけれど、今の状態なら1人でも大丈夫そう。
「ここのコーヒー美味しい」
「でしょ、僕のお気に入りのお店なんだよ。
いつか僕もこんな素敵なカフェ開きたいなぁ」
「その為に色々資格取得したし、今も修行の為に飲食店で働いてるもんね。
‥‥何だかこうちゃんが羨ましいなぁ」
「なっちゃんも作家として頑張ってるじゃない。
僕、あまり本とか読まないけどなっちゃんの本全部好きだよ」
「今までが上手くいってただけだよ。
現に今は行き詰まっちゃってるし、このまま作家としてやっていけるのかな‥‥」
「‥‥なっちゃん」
「暗い話してごめんね。
今までもスランプはあったから大丈夫!」
カフェでまったりとした時間を過ごしてから、こうちゃんと別れた。
次の日にこうちゃんから銀行での手続きが無事に済んだというメッセージとしばらくの間忙しくて会えないという連絡が入った。
私も次回作に向けて担当さんと打ち合わせだったり取材が入っていたので了解とだけ返事をした。
