犬になって君と過ごした『特別な時間』

 眠る前、ベッドの中でいちにちを振り返る。

 芽衣の手、あたたかくて小さかったな。
 頭もふわっとしたし。

 俺はリードしたいし、頭ぽんぽんもしたい派。
 ……でも、されるのも好き、かも。


 今日は、特別な時間を過ごしたな――。