人間って急所を突かれたら守りたくなるんですよね。 でもさ、守れば守るほど怪しまれることだって有りませんか?
疑惑は無いほうがいいに決まっている。 でも持たれてしまったら正直に話すべき。
人間はごまかせても仏様はごまかせませんからね。
 疑惑を隠し通してもいつかはばれます。 ひょんな形でばれます。
だったら騒がれ始めた時にきちんと蹴りを付けておくべきでしょうね。 揉み消しなんてもってのほかですよ。
最大の人間の恥。 肩書とか役職を持っている人なら特にそう思う。
嘘吐きは殺人以上の犯罪です。 それで相手をどうにでも出来るんだから。
揉み消しは人間に対するテロ行為です。 庶民は権力なんて持ってないから何とでも騙せるとおごり高ぶっているのでしょうねえ。
 正直、官僚と言われる人たちは赤ん坊からやり直してもらいたいと思う。 人間の顔をした妖怪ですから。
 毎年毎年、どこかでスキャンダルが暴露され、そのたびに全員が右往左往する。 中心に居る人たちは正面から切り込もうとはしない。
周りの人たちが騒ぎまくるだけで気付いたら消火されている。 こんなんでいいのかな?
 今の政治家も全てを一度入れ替えて選びなおしてもいいのではないか?
議論は全てが形式化していて国民本意の政治とは言えなくなってしまった。
ついでに言えば政教分離の問題も政治家自身が解決を先送りにして逃げ回っている。
政治がこうなのだから教育界も産業界も警察もヘドロが溜って呼吸不全の状態に陥っている。
このままでいいのかね?

 さてさて、2023年も7月。 もうすぐ終わろうかという時、、、。
ふと百合さんを見ていると変化を感じました。 そう、蕾が開き始めたんです。
これから徐々に開いていきます。 満開になるのはお盆のころ。
今年もまたまたいい香りを漂わせてくれそうです。 良かった良かった。
どでかい蕾から開き始めましたね。 たぶん大きさは人の顔くらい。
大きさはまちまちです。 小さい野田と握り拳くらいかな。
四つとも茎の上のほうに付いています。 みんな項垂れてるのが何か可愛い。
 水をやりながらね、蕾も撫でてやります。 「よく育ってくれたね。」って。
娘を社会に送り出す父親のような気分って言えばいいのかな?
 実際、結婚していた当時は娘が三人居ました。 離婚してからそれぞれ社会に出て行ったんです。
見送れなかった。 あらまって感じ。
 8月に入ると開花が本格化しますね。 そうなると百合さんはラストスパートです。
花が落ちると後は枯れるだけ。 寂しくなりますねえ。
葉っぱは全部土の中に入れました。 もったいないので。
でも茎は、、、。
 と思っていたら7月31日、どでかい蕾がついに咲きました。 早かったですねえ。
今年は30℃を越えるのが早かったんで咲くのも早くなったみたい。
あのゴージャスな香りが部屋中に漂ってます。 いいもんです。
これから次々と開花していきます。
全盲でも花を育てられるんですよ。 よくやった。
よくここまで育ってくれた。 十か月です。
妊娠機関みたい。 お母さんもこう思うのかな?
精一杯に花びらを開いていい香りを漂わせてくれている。 嬉しいもんです。
 8月も三日を過ぎまして、花はどんどん開いてきました。
お盆前に満開です。 ちっと早過ぎやしないか?
でもね、30℃を連日のように越えてくると咲くのも本当に早くなるんです。
 それを見付けたホームヘルパーが言いました。
「ワーーーーーーー、咲いてるーーーーーー! きれいだあ!」
惜しみなく喜びを感情に現わす人で、こういう人 ぼくは好きですねえ。

 夜中でもあのゴージャスな香りは漂い続けています。 本当にいい物です。
一人で楽しんでいるのはもったいないくらいですよ。 多くの人に楽しんでもらいたい。
そう思って将来はカサブランカロードを作りたいと思ってます。 2キロメートルくらいは欲しいなあ。
このベランダから株分けしようかな。 夢が有りますねえ。
50を過ぎていろんな夢が湧きだしてきました。
プラレールミュージアムだってそうですね。 なんかでっかいことをやりたいなあ。
って言いながら小さなことばかりやってます。 しょうがない。
 一本の茎に四つの花が咲いてますね。 二本なので八つです。
 二段重ねに咲いてる花も有ります。 あっち向いてほいって言ってる花も有ります。
項垂れてる花も有ります。 個性的ですねえ。
 でもね、実際に育てるまでどんな花なのか、ぼくは知りませんでした。
ただただカサブランカって名前が頭に残ってて、母さんの七回忌と重なって育ててみようって思ったわけです。
 花を育てた経験は有りません。 全てが一発勝負でした。
しかも冬は氷点下の北海道です。 毎日が挑戦でした。
土が凍った時なんて(このままでいいのか?)って本気で心配しましたよ。
芽が出るまでは心配で心配でたまらなかったですねえ。 だから余計に嬉しかった。
今だってチャレンジは続いてます。 土をどうするかってこと。
腐葉土なので葉が落ちるまでの養分はたっぷりと有りますが、それでも見ていると半分くらい減ってしまうんですね。
つまりは6月くらいに土を足してやったほうがいいのかなってことです。 茎も安定するしね。
今年はテストなので土を足すことはしませんでした。 来年からはそこまでちゃんと見ます。
っていうか、花が終わったら足す予定。 球根を太らせるためにね。
植物を育てるのは実に面白い。
声を掛けてやればやるほど育ちが早くなります。 嬉しいですねえ。
そうそう、それに鉢植えでも何でもそうですけど、奇数はいけません。 偶数にしてくださいね。
奇数だとどれか一つは仲間外れになるんです。 必ず競う相手が要るんですね。
競い合うことでよりいい物が出来るんです。 うちのカサブランカもそうでした。
 さてさて、今日は8月6日。 日曜日です。
真夜中ですけど蒸し暑いですねえ。
この中でも百合さんは懸命に咲いてくれています。 嬉しいもんです。
 そして7日。 全部の蕾が開きました。 早過ぎます。
それだけ暑かったってことですね。 お盆にはみんな散ってしまいます。
ああ残念。
 母さんは今年も喜んでくれたとは思うけど、、、。
でもなんかさあ、やっぱりお盆に咲いてほしかったなあ。
お盆と言えば123便墜落事故でしょ。 あの事故を忘れることは出来ません。
シンクロしてしまって夢にまで見たんですから。 そうそう、真っ暗闇を飛んでいて炎に巻き込まれていく夢です。
「助けてくれーーーー!」 生々しく乗客の声が聞こえていました。 米軍の力を借りればもっと助けられたはず、、、。
でも何かを隠そうとして日本政府は援助を断ってしまった。 横田基地にでも着陸していれば被害は出なかったはず。
悔まれますよね、あの事故で坂本九さんも死んでしまって、、、。
〈懐かしきラブソング〉は今でも好きな歌の一つです。