なぜこんな人が“冷酷男”と言われるのか、わたしには不思議なくらいだ。
そんなわたしと雪夜さんを、陰からだれかが盗み見ていたなんて、わたしはまったく気づいていなかった。
「おれはそろそろ行くとする。2限までもう少し時間があるから、お前はゆっくりしていけばいい」
「はい!ありがとうございます」
雪夜さんを見送り、2つ目のスコーンにホイップクリームをたくさんつけて頬張る。
「ん〜♪おいひぃ〜♪」
わたしは頬に手を添える。
そのとき――。
「四天王専用テラスで無断でくつろぐだなんて、いいご身分だな」
そんな声が聞こえて、幸せな気分から一気に冷める。
見ると、ゆっくりと藍が階段を上がってきた。
「…あっ、藍!今までなにしてたの」
「なにって、さっき起きて今きたところだよ」
そんなわたしと雪夜さんを、陰からだれかが盗み見ていたなんて、わたしはまったく気づいていなかった。
「おれはそろそろ行くとする。2限までもう少し時間があるから、お前はゆっくりしていけばいい」
「はい!ありがとうございます」
雪夜さんを見送り、2つ目のスコーンにホイップクリームをたくさんつけて頬張る。
「ん〜♪おいひぃ〜♪」
わたしは頬に手を添える。
そのとき――。
「四天王専用テラスで無断でくつろぐだなんて、いいご身分だな」
そんな声が聞こえて、幸せな気分から一気に冷める。
見ると、ゆっくりと藍が階段を上がってきた。
「…あっ、藍!今までなにしてたの」
「なにって、さっき起きて今きたところだよ」



