同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

わたしはうまく廊下の角を利用し、なんとか青龍組をまいていく。

あとはあの角さえ曲がれば、完全にまける!


そう思って、勢いよく廊下の角を曲がったとき、人影が見えて思わずブレーキをかける。

しかし間に合うわけなく、わたしはその人に思いきりぶつかってしまった。


「…いたた」


尻もちをつき、痛めたおしりをさする。

青龍組はまけたようだけど、そのかわりに上から視線を感じた。


ゆっくりと見上げると、そこにはわたしを見下ろす銀髪の男の人が。


この人、どこかで見たことあるけど…。


「…うわ。あのコ、やっちゃったね」

「よりにもよって、雪夜様にぶつかるなんて」


そんな声が周りから聞こえて思い出した。


…そうだ!

この人も四天王の人だ。


たしか、『白虎』の総長で3年生の西洞院雪夜さん。