同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

わたしは、そろそろお昼休みも終わるから教室へと戻った。


朱雀組は追っ払い、紅羽さんも諦めてくれて、これでようやく安心した学校生活が過ごせる。



「わたし、麗帝でなんとかやっていけそうだよ」

「ほんと!それならよかった〜」


そんな話を家に帰ってからうみちゃんとしていたけど――。

そんなわけがなかった。


藍が朱雀組に宣言した『婚約者発言』は、またたく間に学校中に知れ渡っていて、次の日学校へ行くと、今度は『青龍組』のファンクラブのメンバーから追われるハメに。


「朝陽さん!藍様の婚約者ってどういうこと!?」

「きっと、無理やり藍様に取り入ったんでしょ!」


昇降口で靴を履き替えているときに狙われたものだから、学校中を逃げ回っていて未だに教室にさえたどり着けていない。


しかも、こういうときに限って藍がいない!