中庭から校舎へ入り、気づいたらわたしは食堂と併設しているラウンジにやってきていた。
ここには、学食を食べにきた生徒、食べ終わっておしゃべりをしている生徒たちが集まっている。
そこで、水を1杯飲む。
飲んでから気づいた。
…わたしは、とんでもないことをしてしまったと。
無愛想男の婚約者のフリなんてできないから、とっさにNOと突きつけたところまではよかったのだけれど――。
あの条件をのまなければ…わたしは秘密をバラされるんだった…!
『俺が出す条件をのむのなら、このまま黙っててやるよ』
ということは、条件をのまなければ学校に報告されてしまうということ。
「…どうしよう。…どうしよう」
不安げな声がもれる。
こういう状況だというのに、わたしの鼻にはいい匂いが漂ってくる。
ここには、学食を食べにきた生徒、食べ終わっておしゃべりをしている生徒たちが集まっている。
そこで、水を1杯飲む。
飲んでから気づいた。
…わたしは、とんでもないことをしてしまったと。
無愛想男の婚約者のフリなんてできないから、とっさにNOと突きつけたところまではよかったのだけれど――。
あの条件をのまなければ…わたしは秘密をバラされるんだった…!
『俺が出す条件をのむのなら、このまま黙っててやるよ』
ということは、条件をのまなければ学校に報告されてしまうということ。
「…どうしよう。…どうしよう」
不安げな声がもれる。
こういう状況だというのに、わたしの鼻にはいい匂いが漂ってくる。



