同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

「お前はかわいげないし、泣きもしなさそうだし媚びてくることもない」


…ほめられているのか、貶されているのかはわからない。

でも、たしかにわたしは泣き落としもしないし、無愛想男になんて媚びたくもない!


「それにさっきの電話の話を聞いてたら、俺にまったく気がないこともわかったしな。むしろ、愚痴ってたよな」


無愛想男から、痛いくらいに視線を感じる。


『それにしても、同じクラスの東郷藍って…なんなの?四天王だか御曹司だか知らないけど、朝から無視されてさ』


周りにだれもいないからと思って、うみちゃんに愚痴っていたわたし。

まさか、当の本人が頭上で聞いているとも知らないで。


「フリとはいえ、いっしょになることが多い婚約者はそういう女がいいと思ってた。だから、お前しかいないんだよ」