「俺の婚約者になれ」
わたしは一瞬わけがわからず、目をパチパチとさせた。
「えっと…。今…なんて…?」
どうやらわたしは、聞き間違いをしたらしい。
だって、無愛想男がありえないことを言ったような――。
「聞こえなかったか?『婚約者になれ』って言ったんだよ」
…聞き間違いじゃなかった!!
聞き間違いと思いたかったけど、わたしが聞こえたまんまだった…!
「…ちょっと待って。急になに言い出すの…?」
…無愛想男の婚約者?
今日会ったばかりの…わたしが?
「正確には、婚約者の“フリ”だよ」
「…“フリ”って。どうしてそんなこと」
「東郷家主催のパーティーのためだ。パーティーと言いつつ、要は俺の見合い相手探し。だから、それまでに真剣交際をしてると親に言える相手を探してた」
わたしは一瞬わけがわからず、目をパチパチとさせた。
「えっと…。今…なんて…?」
どうやらわたしは、聞き間違いをしたらしい。
だって、無愛想男がありえないことを言ったような――。
「聞こえなかったか?『婚約者になれ』って言ったんだよ」
…聞き間違いじゃなかった!!
聞き間違いと思いたかったけど、わたしが聞こえたまんまだった…!
「…ちょっと待って。急になに言い出すの…?」
…無愛想男の婚約者?
今日会ったばかりの…わたしが?
「正確には、婚約者の“フリ”だよ」
「…“フリ”って。どうしてそんなこと」
「東郷家主催のパーティーのためだ。パーティーと言いつつ、要は俺の見合い相手探し。だから、それまでに真剣交際をしてると親に言える相手を探してた」



