「それじゃあ…、わたしはこれで」
わたしはそう言って、茂みからゆっくりと顔を出す。
幸い、周りにはだれもいないから、無愛想男との会話も聞かれてはなさそうだ。
キョロキョロと辺りを確認し、そっと茂みから抜け出そうとした――そのとき。
「待てよ」
突然後ろから手首をつかまれて、わたしは再び茂みの中へ。
尻もちをついた拍子に、無愛想男に寄りかかるかたちに。
わたしは慌てて上体を起こして振り返る。
「な…なに…!?」
身構えるわたしを無愛想男は鋭い視線で刺す。
「お前の秘密を知っておいて、俺がこのまま黙って返すとでも思った?」
「…なっ……」
「俺がバラせば、お前も朝陽うみも即刻退学だろうな」
ニヤリと無愛想男の口角が上がる。
わたしの額に冷や汗がにじむ。
わたしはそう言って、茂みからゆっくりと顔を出す。
幸い、周りにはだれもいないから、無愛想男との会話も聞かれてはなさそうだ。
キョロキョロと辺りを確認し、そっと茂みから抜け出そうとした――そのとき。
「待てよ」
突然後ろから手首をつかまれて、わたしは再び茂みの中へ。
尻もちをついた拍子に、無愛想男に寄りかかるかたちに。
わたしは慌てて上体を起こして振り返る。
「な…なに…!?」
身構えるわたしを無愛想男は鋭い視線で刺す。
「お前の秘密を知っておいて、俺がこのまま黙って返すとでも思った?」
「…なっ……」
「俺がバラせば、お前も朝陽うみも即刻退学だろうな」
ニヤリと無愛想男の口角が上がる。
わたしの額に冷や汗がにじむ。



