同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

「あるよ。そらと2人だけで食事がしたかったんだから」


だからって、普通…買い取る?


苦笑いを浮かべるわたしの前へ、藍はあるものを置いた。

それは、お店の照明によってキラリと輝く鍵。


「この鍵は?」

「俺、大学から近いマンションに住むことにしたから。そこの鍵」

「えっ、もしかして…合鍵?わたしも遊びにいってもいいの?」


藍が住むなら、きっと学生マンションなんかじゃなくてタワーマンションとかなんだろうな。

鍵を眺めながらそんなことを考えていたわたしに藍は声をかける。


「いや、遊びにきてほしいわけじゃない」

「…え?」


遊びにいったら…ダメなの?

じゃあ、どうしてわたしに合鍵なんて――。


「また2人でいっしょに暮らそう」


見ると、藍はまっすぐにわたしを見つめていた。