同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

藍が言ったように、春から同じ大学に通えることとなった。

前までのわたしの偏差値だったら到底無理だったけど、勉強をがんばったおかげだ。


わたしと藍は2人だけの食事を楽しむ。


「そういえばこの前、一冴と食事をしたんだ」

「え!一冴さん…!?」


わたしは思わず、ステーキを口に運ぶ手前で手が止まった。


「親父と3人でな。思ってたこと全部吐き出したら一冴もすっきりしたのか、最後は笑い合えた」

「そっか、よかったね」


一冴さんが藍に負けて、紫龍は解体された。

姿を消してしまった一冴さんのことが気がかりだったけど、藍の話を聞けてほっとした。


「さっきから思ってたんだけど、…なんか変じゃない?」


そう言って、わたしは周りを見回す。


テレビでもよく見る、予約待ちでいっぱいの人気の高級レストラン。