学校行事を一生懸命に尽くし、受験勉強に無我夢中になっていると、高校最後の1年間なんてあっという間に過ぎてしまった。
ついこの間、卒業生だった雪夜さんと紅羽さんを見送ったというのに、気づけば今度はわたしが見送られる番となっていた。
〈――答辞。卒業生代表、朝陽そら〉
「はい!」
わたしは返事をして起立すると、壇上にいる校長先生の前へと向かった。
卒業生代表の答辞には、毎年首席の生徒が選ばれる。
なんと、それがわたしなのだ。
テストの点が悪すぎて、退学になるかもと悩んでいたあのころのわたしからでは想像もできなかったことだろう。
自分でも、まだ信じられなかったりする。
同じく、隣の麗帝でも卒業式が行われている。
だから今日の夜は、藍とお祝いディナーに行くことになっている。
ついこの間、卒業生だった雪夜さんと紅羽さんを見送ったというのに、気づけば今度はわたしが見送られる番となっていた。
〈――答辞。卒業生代表、朝陽そら〉
「はい!」
わたしは返事をして起立すると、壇上にいる校長先生の前へと向かった。
卒業生代表の答辞には、毎年首席の生徒が選ばれる。
なんと、それがわたしなのだ。
テストの点が悪すぎて、退学になるかもと悩んでいたあのころのわたしからでは想像もできなかったことだろう。
自分でも、まだ信じられなかったりする。
同じく、隣の麗帝でも卒業式が行われている。
だから今日の夜は、藍とお祝いディナーに行くことになっている。



