同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

こうして腹の虫のせいで、甘い夜になるはずがただの夜ふかしして夜食を食べただけの夜となってしまったのだった。


晴れてお互いの気持ちが通じ合い、正式に付き合うこととなったわたしたち。


『婚約者のフリ』から『彼女』に昇格して、嘘をつかなくていいという気持ちからか、前よりも堂々と振る舞えるようになった気がする。


藍とは学校もいっしょで、寮の部屋もいっしょ。

いつでも藍といっしょの幸せな日々。


しかし、それは長くは続かなかった。


まだ付き合って1ヶ月ほどしかたっていない、ある日。


〈そらちゃん、ごめ〜ん…!!〉


突然、泣きじゃくった声でうみちゃんから電話がかかってきた。


〈…どうしたの、うみちゃん!?なにかあった!?〉

〈実は、今日寝坊しちゃって…。急いで準備して学校へ行ったら、アレをするのを忘れてたの〜…!〉