同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

「理性保つの限界だから、そろそろいいかな…そら」


藍が愛おしそうに見つめてくる。

そんな顔されたら、だめだなんて言えるわけがない。


「…うんっ」


わたしはゆっくりとうなずいた。


「じゃあ、さっそく」


藍が唇を重ねてくる。

そして、藍の右手がわたしの服の胸元のボタンにかかった――そのとき。


…グゥ~〜〜〜〜


2人だけの部屋に情けない音が聞こえる。

それに反応して、わたしたちは同時に自分のお腹に手をやる。


今のは…2人のお腹の音だ。


…こんなときに。

わたしたちの腹の虫は空気など読んではくれなかった。


「…プッ!」

「なんだよ、今の…!」


わたしたちは同時に照れ笑い。


「どうやら、腹のほうが限界みたいだな」

「だね。『早くなにか食べさせろ』って怒ってるんだよ」