同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

「ここ…弱いんだ?」

「…違うっ。そんなこと言ってな――」

「なに?もっとって?」


藍は執拗にわたしの首筋にキスをする。

藍がこんなに甘くなるなんて、わたしは知らない。


「…ずるいよ、藍」

「ずるい?なにが?」

「だって…、わたしばっかりこんなにドキドキさせて」


藍はなんとも思ってないかもしれない。

でも、わたしだけが意識してしまっている。


すると、藍はわたしの手を取ってそっと自分の胸へと導いた。

ドクンドクンと、手のひらに藍の力強い鼓動が伝わってくる。


「わかる?こうしてそらに触れて、すでに俺の心臓壊れそうなんだけど」


いつもクールで冷静な藍。

今だって、余裕そうな表情をしているというのに――。


本当は、わたしと同じくらいドキドキしてくれていた。