同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

自然とわたしの頬を涙が伝う。


「そら?なんで泣いてるんだ…?」

「あっ…ううん、これは――」

「もしかして、いや…だったか?」


急に不安そうな顔をしてわたしのことを見下ろす藍。


すぐに勘違いしているのだとわかった。

だから、そんな藍の首にわたしは腕を絡めた。


「違うの。うれしいの。藍と気持ちがひとつになれて」


好きな人が、わたしのことをこんなにも求めてくれる。

いやなはずがない。


「そら。お前…、かわいすぎるだろ」


そう言って、藍はわたしの額にやさしいキスを落とした。

そのキスは頬に移動し、首筋に移動する。


「…きゃっ」


すると、わたしは変な声をもらしてしまった。

とっさに手で口を塞ぐけれど、藍が見逃すはずがない。


ニヤリと意地悪く微笑む藍。