同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

「好きだなんだのと叫んでいたんだから、それはもはや“彼氏”だな」

「うん、“彼氏”だね」


雪夜さんと琥珀くんまで乗っかってきて、わたしのことを茶化してくる。


『彼氏』と周りから連呼され、わたしもこれまで以上に意識してしまうものだから、顔が真っ赤になってしまった。


「そら!帰るぞ」

「…あっ、うん!今行く…!」


わたしは熱くなった頬を手でパタパタと扇ぐ。

そんなことで冷めるわけないとはわかっているけれど。


「それじゃあ、琥珀くん、雪夜さん、紅羽さん。わたしはここで」

「うん、気をつけて〜」

「またあとでな」


軽く手を上げる紅羽さんと雪夜さん。


「…ちょっと待って!」


わたしが藍のもとへ向かおうとすると、琥珀くんが呼び止めた。


「ねぇ、そらちゃん」

「どうかした?琥珀くん」