そういえば、2人がここへ助けにきてくれたときも――。
『オレはべつに、兄弟喧嘩には興味ないからそこはテキトー。でも、そらちゃんが攫われたとなると話は別!』
『同じく。東郷がどうなろうと、おれには知ったこっちゃない。むしろ、もっとやられればいい。だがな、朝陽そらを人質に取るやり方はどうかと思うぞ』
あのときすでに『そら』と呼んでいた…!
混乱するわたしを見て、紅羽さんと雪夜さんはクスクスと笑ってる。
「まさか、バレてないと思っていたのか」
「…えっ。い…いつからですか?」
「おれはわりと最初のうちに気づいたな。おれの生け花を見ても、前のように意見してこないことに疑問を感じてな。調べたら別人だとわかった」
…驚きすぎて言葉も出なかった。
わたしは必死に隠していたというのに、実はすでにバレていたなんて。
『オレはべつに、兄弟喧嘩には興味ないからそこはテキトー。でも、そらちゃんが攫われたとなると話は別!』
『同じく。東郷がどうなろうと、おれには知ったこっちゃない。むしろ、もっとやられればいい。だがな、朝陽そらを人質に取るやり方はどうかと思うぞ』
あのときすでに『そら』と呼んでいた…!
混乱するわたしを見て、紅羽さんと雪夜さんはクスクスと笑ってる。
「まさか、バレてないと思っていたのか」
「…えっ。い…いつからですか?」
「おれはわりと最初のうちに気づいたな。おれの生け花を見ても、前のように意見してこないことに疑問を感じてな。調べたら別人だとわかった」
…驚きすぎて言葉も出なかった。
わたしは必死に隠していたというのに、実はすでにバレていたなんて。



