同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

そこへ、紅羽さんと雪夜さんもやってくる。


「でもほんと、そらちゃんが無事でよかったよ〜」

「そうだな。まあ、朝陽そらはそのへんの女とは違うからな」

「紅羽さんと雪夜さんも、ありがとうございました…!2人がきてくれてなかったら、今ごろどうなっていたことか…」


と言いかけて、わたしは違和感を感じた。


なにかがおかしい…。

…でも、それがなになのかはわからない。


「どうしたの、“そらちゃん”?」

「“朝陽そら”が難しそうな顔をして考えたって似合わないぞ」


――そう!

それだっ…!!


「ど、どうして…名前を」


さっきから紅羽さんも雪夜さんもわたしのことを『そら』と呼んでいる。


わたしがうみちゃんと入れ替わっていることを知っているのは、藍と琥珀くんだけ。

紅羽さんと雪夜さんが『そら』という名前を知るはずないのに。