同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

それが始まりだったから、わたしたちの関係はそれ以上でもそれ以下でもないと思っていた。


藍はわたしを利用しているだけ。

好きになるはずがない。


――ずっとそう思っていたのに。


「じゃなきゃ、命かけてここに助けにくるかよ」


わたしに目を向け、ニッと笑ってみせる藍。

それを見たら、こらえていた涙が一気にあふれ出した。



そのあとの勝負は一瞬だった。


あれほど一冴さんに一方的に殴られ続け、一冴さんとの力の差は歴然かと思いきや――。

なにかに吹っ切れたような藍は本来の動きを取り戻し、さっきまでの喧嘩が嘘かと思うほどに一冴さんを圧倒。


ピンクの髪の人に囚われていたわたしを無事に助け出してくれた。


そして、青龍・玄武・白虎・朱雀のメンバーたちが駆けつけ、倉庫内にいた紫龍のメンバーはひとり残らず制圧された。