同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

その藍の言葉に、わたしの胸がトクンと鳴る。


…えっ。

藍、今…なんて。


「はあ?だから、お前とあの女はただの他人だろ?本気でもなんでもねぇんだから――」

「本気に決まってんだろ!!」


倉庫内に響き渡るほどの藍の声量に、わたしは思わず目を丸くした。

と同時に、次第に速くなっていく鼓動。


「いつもそばにいてくれて、俺の弱いところも情けないところも全部見せられるようなやつは…そらが初めてだった。自分でも驚いてるけど、どうしようもないくらい俺はそらに惚れてんだよ!」


藍の心からの叫びを聞いて、わたしの目に涙が浮かぶ。


だって、…藍が。

あの藍が――。


わたしのことを好きだったなんて。


女嫌いで有名な藍。

弱みを握られたことによって、わたしは藍の婚約者のフリをするハメに。