「見ればわかると思うが、この紫龍の人数に対して2人で突っ込んでくるとは無謀だな」
一冴さんのその言葉に対して藍がなにか言おうとしたけれど、藍を押しのけて琥珀くんが前に出る。
「べつに人数なんて関係ないよ。狙いは、たった1人なんだから」
「まさかとは思うが、小僧…。オレとやり合えるとでも思ってんのか?」
両手の指をポキポキと鳴らす一冴さん。
「話が早くて助かるよ。ぼくが勝ったら、そらちゃんは返してもらうよ」
「…バカッ、琥珀!相手は一冴だぞ!」
「早い者勝ちだよ。それに、紫龍総長に話が通じるとも思わない。藍くんは、ここで指をくわえて見ていたらいい」
「待てって…!」
藍が止めるも、琥珀くんは臆することなく歩み寄ってくる。
それをくい止めようと、紫龍のメンバーの1人が琥珀くんの前に立ちふさがる。
一冴さんのその言葉に対して藍がなにか言おうとしたけれど、藍を押しのけて琥珀くんが前に出る。
「べつに人数なんて関係ないよ。狙いは、たった1人なんだから」
「まさかとは思うが、小僧…。オレとやり合えるとでも思ってんのか?」
両手の指をポキポキと鳴らす一冴さん。
「話が早くて助かるよ。ぼくが勝ったら、そらちゃんは返してもらうよ」
「…バカッ、琥珀!相手は一冴だぞ!」
「早い者勝ちだよ。それに、紫龍総長に話が通じるとも思わない。藍くんは、ここで指をくわえて見ていたらいい」
「待てって…!」
藍が止めるも、琥珀くんは臆することなく歩み寄ってくる。
それをくい止めようと、紫龍のメンバーの1人が琥珀くんの前に立ちふさがる。



