唯一の家族と突然会えなくなったことに変わりはないのだから。
「俺も東郷家の人間。だから、一冴は俺のこともよくは思ってないだろうな」
「そんな…。昔は仲がよかったのに…」
「そうだな。でも、一冴がどう思っていようと、俺はまた兄弟の絆を取り戻したいと思ってる。だから、紫龍なんて一刻も早く抜けてほしい」
紅羽さんたちから一冴さんのことを聞かされてからも、藍はそのことについてはなにも話してこなかった。
でも、本当はこんなにも藍は一冴さんのことを想っていたんだ。
「一冴のためなら、紫龍だって潰す覚悟。殴ってでも蹴ってでも一冴を連れ戻す。だからそれに対抗できる勢力として、俺は青龍総長の座についた」
藍が青龍の総長になったわけ――。
前に一度、聞いたことがあった。
『そもそもなんで暴走族に入ろうと思ったの?』
「俺も東郷家の人間。だから、一冴は俺のこともよくは思ってないだろうな」
「そんな…。昔は仲がよかったのに…」
「そうだな。でも、一冴がどう思っていようと、俺はまた兄弟の絆を取り戻したいと思ってる。だから、紫龍なんて一刻も早く抜けてほしい」
紅羽さんたちから一冴さんのことを聞かされてからも、藍はそのことについてはなにも話してこなかった。
でも、本当はこんなにも藍は一冴さんのことを想っていたんだ。
「一冴のためなら、紫龍だって潰す覚悟。殴ってでも蹴ってでも一冴を連れ戻す。だからそれに対抗できる勢力として、俺は青龍総長の座についた」
藍が青龍の総長になったわけ――。
前に一度、聞いたことがあった。
『そもそもなんで暴走族に入ろうと思ったの?』



