そう。
ありがたいことに、わたしは藍のお父さんから気に入られているらしい。
「でも、わたし――」
「心配すんな。俺に全部任せておけばいいから」
「…それって、どういう――」
わたしが聞き返そうとしたとき、さっきまで流れていたクラシック曲が終わった。
そして、新たな曲が流れ始める。
それを合図に、踊っていた人たちは中央からはけ、招待客の視線は一斉にわたしたち2人に向けられた。
「…え、えっと。その…わたしは…」
「踊れないんです」と素直に言ってしまいたいところだけど、周りからは大きな拍手で迎えられる。
緊張と不安でこわばった表情で藍の顔を見上げると、なぜか藍は自信満々に微笑んだ。
「Shall we dance?」
そう言って、藍がわたしに手を差し出す。
ありがたいことに、わたしは藍のお父さんから気に入られているらしい。
「でも、わたし――」
「心配すんな。俺に全部任せておけばいいから」
「…それって、どういう――」
わたしが聞き返そうとしたとき、さっきまで流れていたクラシック曲が終わった。
そして、新たな曲が流れ始める。
それを合図に、踊っていた人たちは中央からはけ、招待客の視線は一斉にわたしたち2人に向けられた。
「…え、えっと。その…わたしは…」
「踊れないんです」と素直に言ってしまいたいところだけど、周りからは大きな拍手で迎えられる。
緊張と不安でこわばった表情で藍の顔を見上げると、なぜか藍は自信満々に微笑んだ。
「Shall we dance?」
そう言って、藍がわたしに手を差し出す。



