同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

リビングで待つ藍の様子をうかがいに行くと、ソファにもたれながらスマホをいじっていた。


「それなら、そろそろ行くか――」


と言いかけた藍が、部屋の角から現れたわたしを見て、手からスマホを滑り落とす。

ゴトンと鈍い音とともに床に落ちるスマホ。


だけど藍は、スマホには一切目を向けないでわたしを見つめている。

口が半開きにになっていて、驚いているような。


「…もしかして、変だった!?やっぱりわたしには、こんな大人っぽいワンピースなんて似合わな――」

「いや、いいんじゃね?」

「…え?」


藍はゆっくりと落ちたスマホを拾い上げる。


「言っておくけど、そらが自分で思ってる100倍はかわいく見えるから。逆に、パーティーで変な男に声をかけられないか、こっちが心配」


そう言って、スマートにわたしの肩に手をまわす藍。