同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

ブレザーの下に黄色いパーカーを着て、金髪に近い明るい茶髪。

目がクリクリしている小柄な男の子だ。


その男の子はこちらの校舎からの歓声に気づくと、にこりと微笑んで手を振ってくれている。


「琥珀様…!かわいすぎる…!!」

「あの笑顔が尊いっ!」


まるで小動物を愛でるかのように、女の子たちは“琥珀様”という人に対してキュンキュンしていた。


それにしても、あの男の子って1年生なんだよね…?

なのに、上級生から『様』を付けて呼ばれているなんて…何者?


少し考えていると、あることが頭にひらめいた。


そういえばさっき、クラスの女の子たちから『四天王』という言葉が出てきた。

もしかしたら、この学校で人気の男の子が4人いるのかもしれない。


それで、その人たちのことを『四天王』と呼んでいるんじゃないかな。