同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

ぽかんとするわたしに、女の子たちはさらに続ける。


「言っておくけど、あなたは麗帝の女子生徒全員を敵にまわしたんだから!」

「これまでの行いはみんな我慢して見過ごしていたけれど、さすがに昨日の紅羽様とのことは許せない!」


ものすごく怒っている女の子たち。


どうやら、“クレハサマ”という人にうみちゃんがなにかしてしまったみたいだけど…。


うみちゃん、一体なにをしたの〜…。

そして…、“クレハサマ”ってだれ?


いきさつはわからないけど、天真爛漫なうみちゃんの言動は昔から周りに誤解されやすかった。

そういうときは、わたしもいっしょに謝って誤解を解くようにしていた。


だから今回も、姉であるわたしがうみちゃんに代わって謝っておかないと。


「…嫌な思いさせちゃったみたいで、ごめんね。でも、きっとうみちゃんは悪気あってやったわけでは――」