同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

「聞こえなかったか?こんなところでなにしてんだよって聞いてんだよ」


わたしは落ちていたタオルと食器用洗剤を急いで拾い上げると、藍のところへ。


「えっと…!今、戻ろうとしてたところで――」


しかし、わたしの横を素通りした藍が向かった先は琥珀くんのもと。

そして、いきなり琥珀くんの胸ぐらをつかんだ。


「琥珀、お前に聞いてんだけど?…こいつの帰りが遅いから、見にきてみたら」

「…藍!それは誤解だよ!わたしが染み抜きに手こずっちゃって――」

「そらちゃんは、そこにいて!」


高圧的な藍のオーラがビリビリと伝わってきたから、間に入ろうとしたら琥珀くんがわたしを止めた。


「藍くんもそんなふうに怒ったりするんだ」


藍に胸ぐらをつかまれているというのに、動じることなく落ち着いた様子の琥珀くん。