同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

だけど――。


…なぜかわたし、悪口を言われてる…?


「お…おはよっ」


とりあえず、隣の席の女の子にあいさつをしてみた。


だけど、その女の子はすごい顔をしてわたしを睨みつける。

まるで、『わたしに声をかけてるの?』とでも言いたそうな顔だ。


そうして、プイッと顔を背けると席から離れてしまった。


天真爛漫なうみちゃんのことだから、てっきり麗帝にも友達が多いものとばかり思っていた。

でも実際は、…なんだか周りから敵視されているような気がする。


実は、この学校近くにきたときから違和感はあった。

みんながみんな、わたしのことをチラチラと見て、小声でなにかを話しているような。


気のせいかなと思っていたけど、教室のこの雰囲気からわかるとおり、どうやら気のせいではなさそうだ。