――それだったら。
「わたしに任せて!今からすぐに染み抜きすれば、なんとかなると思うの!」
以前も家で、うみちゃんがお気に入りのランチョンマットの上にコーヒーをこぼしたとき、染み抜きをしたことがあった。
そのときもアイボリーの白っぽい生地だったけど、目立たないくらいまで染みを落とすことができた。
「琥珀くん。とりあえず、そのシャツ脱いでもらってもいい?」
「あ、うん」
琥珀くんは素直に返事をすると、シャツのボタンを上から外した。
そこで露わになりかけた胸板に目が行って、わたしはとっさに背中を向けた。
「ご…ごめん!やっぱりちょっと待って」
こんなところで上の服を脱がそうとするなんて、わたしはなにを考えているのだろう。
「シャツ脱ぐなら、着替えが必要だよね…!」
「それなら、いったん部屋に戻ろうかな」
「わたしに任せて!今からすぐに染み抜きすれば、なんとかなると思うの!」
以前も家で、うみちゃんがお気に入りのランチョンマットの上にコーヒーをこぼしたとき、染み抜きをしたことがあった。
そのときもアイボリーの白っぽい生地だったけど、目立たないくらいまで染みを落とすことができた。
「琥珀くん。とりあえず、そのシャツ脱いでもらってもいい?」
「あ、うん」
琥珀くんは素直に返事をすると、シャツのボタンを上から外した。
そこで露わになりかけた胸板に目が行って、わたしはとっさに背中を向けた。
「ご…ごめん!やっぱりちょっと待って」
こんなところで上の服を脱がそうとするなんて、わたしはなにを考えているのだろう。
「シャツ脱ぐなら、着替えが必要だよね…!」
「それなら、いったん部屋に戻ろうかな」



