だから2人とも似た者同士で、ちゃんと話せば仲よくなると思うんだけどな。
頑固な藍に、思わずフフッと笑ってしまう。
「で、雪夜と紅羽さんとなんの話してたんだよ?」
ミネラルウォーターを戻しに、再び冷蔵庫へ向かった藍の声が後ろから聞こえる。
「なんのって、べつに普通の話だよ?」
藍の愚痴をこぼしていたとは言えない。
「それにしては、仲よさそうだったな」
「そんなことないよ。2人とも、ただの友達だし」
御曹司で有名な暴走族総長の2人からしたら、わたしなんてただの一般人だと思われているかもしれないけど。
「友達?本当に?」
すると、耳元に吐息がかかるくらいの近さで藍の声が響いた。
驚いて振り返ると、さっきまでキッチンの冷蔵庫付近にいたはずの藍がわたしのすぐそばに。
頑固な藍に、思わずフフッと笑ってしまう。
「で、雪夜と紅羽さんとなんの話してたんだよ?」
ミネラルウォーターを戻しに、再び冷蔵庫へ向かった藍の声が後ろから聞こえる。
「なんのって、べつに普通の話だよ?」
藍の愚痴をこぼしていたとは言えない。
「それにしては、仲よさそうだったな」
「そんなことないよ。2人とも、ただの友達だし」
御曹司で有名な暴走族総長の2人からしたら、わたしなんてただの一般人だと思われているかもしれないけど。
「友達?本当に?」
すると、耳元に吐息がかかるくらいの近さで藍の声が響いた。
驚いて振り返ると、さっきまでキッチンの冷蔵庫付近にいたはずの藍がわたしのすぐそばに。



