同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

『顔面審査』をパスして入学した人たちだけあって、麗帝の生徒はどこを見てもイケメンと美人しかいない。


しかも、運転手付きの高級自家用車で登校している生徒もいて、…さすがお金持ち。


わたしは、さっそく『華の麗帝』に圧倒されていた。


そして、いよいよ校舎入口のゲートへ。

ここを通過しないことにはどうしようもない。


はたして、カメラに搭載されたAIを騙すことができるのか。


緊張でバクバクする胸をなんとか押さえながら、わたしはゲートにうみちゃんの学生証をかざした。


…ピッ!


そんな音が聞こえて顔を上げると、通行可能の緑のランプが灯っていた。


せ…成功だ…!


うれしくなったわたしは、校舎に入ってすぐにうみちゃんにメッセージを送った。


【うみちゃん!ゲート通れたよ!】