同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

「う…うん」


泣きぼくろを書いたわたしは、正真正銘外見はうみちゃん。

ぱっと見た限りでは、入れ替わった双子だとは気づかれないと思うけど…。


楽観的なうみちゃんと違って、もしバレたらどうしようと思うわたしは、緊張で汗ばんだ手でアイライナーを握った。


…だって、バレたらきっと退学だよね?

でもどっちにしても、わたしはあと1つでも赤点を取れば…即退学。


うみちゃんは、まーしゃんのためなら自分がテストを受けると言って聞かないし…。


こうなったら、バレないことを祈るしかない。


「「いってきます!」」


そうして、わたしになりきったうみちゃんは秀峰へ。

うみちゃんになりきったわたしは麗帝へと向かった。


ドキドキの麗帝。

当たり前だけど、学校に近づくにつれて、同じ制服を着た人たちを多く見かけるようになる。