なぜなら、まるでわたしが藍の部屋に勝手に入るような言い方。
それなら、わたしだって言わせてもらう。
「藍だって、わたしの部屋には入らないでよね」
「は?なんの用があって、俺がお前の部屋に入るんだよ」
「それはわかんないじゃん。男と女が同じ寮の部屋で過ごすんだから」
「ないない、ありえない。俺がお前に惚れるわけないだろ」
「…なっ!なにその言い方!わたしのほうこそ、好きになるわけないでしょ…!」
「わかってるよ。だから、お前を偽の婚約者に選んだんだから」
女の子たちからキャーキャー言われるのが苦手な女嫌いの藍。
もし他の女の子が藍と同居なんてことになったら、その女の子は大興奮でまともな同居生活は送れないだろう。
わたしも、藍がわたしに気がないからこそ安心して同居できるっていうのもある。
それなら、わたしだって言わせてもらう。
「藍だって、わたしの部屋には入らないでよね」
「は?なんの用があって、俺がお前の部屋に入るんだよ」
「それはわかんないじゃん。男と女が同じ寮の部屋で過ごすんだから」
「ないない、ありえない。俺がお前に惚れるわけないだろ」
「…なっ!なにその言い方!わたしのほうこそ、好きになるわけないでしょ…!」
「わかってるよ。だから、お前を偽の婚約者に選んだんだから」
女の子たちからキャーキャー言われるのが苦手な女嫌いの藍。
もし他の女の子が藍と同居なんてことになったら、その女の子は大興奮でまともな同居生活は送れないだろう。
わたしも、藍がわたしに気がないからこそ安心して同居できるっていうのもある。



