「ありがとう、琥珀くん!」
麗帝にわたしの味方なんていないと思っていたけど――。
奇跡的に、ものすごく心強い味方に出会うことができた。
こうして、琥珀くんのおかげでわたしのスパイ容疑は晴れた。
「琥珀から聞いた。…たしかに、東郷が言っていたようにおれの勘違いだった。…悪いことをしたな。すまなかった、朝陽うみ」
後日、雪夜さん直々に謝罪にきてくれた。
雪夜さんの誤解は解けたし、紅羽さんは相変わらずのプレイボーイぶりだけどとくに被害はないし、琥珀くんはわたしのことを気にかけてくれる。
ようやく、穏やかな麗帝ライフを過ごせるようになった。
と思ったときには、秀峰の期末テストはもう最終日を迎えようとしていて、そろそろ約束の入れ替わりの期間が終わろうとしていた。
その日の晩ごはんのとき。
麗帝にわたしの味方なんていないと思っていたけど――。
奇跡的に、ものすごく心強い味方に出会うことができた。
こうして、琥珀くんのおかげでわたしのスパイ容疑は晴れた。
「琥珀から聞いた。…たしかに、東郷が言っていたようにおれの勘違いだった。…悪いことをしたな。すまなかった、朝陽うみ」
後日、雪夜さん直々に謝罪にきてくれた。
雪夜さんの誤解は解けたし、紅羽さんは相変わらずのプレイボーイぶりだけどとくに被害はないし、琥珀くんはわたしのことを気にかけてくれる。
ようやく、穏やかな麗帝ライフを過ごせるようになった。
と思ったときには、秀峰の期末テストはもう最終日を迎えようとしていて、そろそろ約束の入れ替わりの期間が終わろうとしていた。
その日の晩ごはんのとき。



