「ああ。それは、わたしの双子の妹のうみちゃんだよ」
「…え!?そらちゃんって双子だったの!?」
「うん。性格は全然違うんだけど、泣きぼくろがあるかないかだけで顔はそっくりなの」
そういえば、琥珀くんがこのテラスにきてわたしを見たとき――。
『たしかキミって、2年生だよね』
『あ…、はい。わたしのこと、知ってるんですか?』
『うん。知り合いによく似てるなって前から思っていたから』
と話していた。
あのとき言っていた『知り合い』とは、わたしのことだったんだ。
「でも会うのは5年ぶり?になるのに、よくわたしのこと覚えててくれてたよね」
「忘れるわけないよ!だって、ぼくを変えてくれたのはそらちゃんなんだから。強くなったぼくを見てほしくて、ずっとそらちゃんのことを探してたんだ」
「…え!?そらちゃんって双子だったの!?」
「うん。性格は全然違うんだけど、泣きぼくろがあるかないかだけで顔はそっくりなの」
そういえば、琥珀くんがこのテラスにきてわたしを見たとき――。
『たしかキミって、2年生だよね』
『あ…、はい。わたしのこと、知ってるんですか?』
『うん。知り合いによく似てるなって前から思っていたから』
と話していた。
あのとき言っていた『知り合い』とは、わたしのことだったんだ。
「でも会うのは5年ぶり?になるのに、よくわたしのこと覚えててくれてたよね」
「忘れるわけないよ!だって、ぼくを変えてくれたのはそらちゃんなんだから。強くなったぼくを見てほしくて、ずっとそらちゃんのことを探してたんだ」



