藍にはここにいるように言われたけど、少し離れるくらいならいいよね。
「あれ?どこ行くの?」
「ちょっと用事を思い出したので…」
適当な理由をつけておこう。
「それじゃあ、また」
わたしは、琥珀くんに手を振った。
藍、いつになったら戻ってくるんだろう。
そもそもわたし、藍の連絡先知らないや。
そんなことを考えながら階段を下りていると――。
「もしかして…、そらちゃん!?」
背中から、突然わたしの名前が呼ばれる。
「ん?なんですか?」
反射的にそう言って振り返ってみたけど、目が合ったのはテラスにいる琥珀くん。
そこでようやく、なにかがおかしいことに気づく。
どうして琥珀くんは、わたしの名前を知ってるの?
――いやいや、そんなことよりも…その前に。
「あれ?どこ行くの?」
「ちょっと用事を思い出したので…」
適当な理由をつけておこう。
「それじゃあ、また」
わたしは、琥珀くんに手を振った。
藍、いつになったら戻ってくるんだろう。
そもそもわたし、藍の連絡先知らないや。
そんなことを考えながら階段を下りていると――。
「もしかして…、そらちゃん!?」
背中から、突然わたしの名前が呼ばれる。
「ん?なんですか?」
反射的にそう言って振り返ってみたけど、目が合ったのはテラスにいる琥珀くん。
そこでようやく、なにかがおかしいことに気づく。
どうして琥珀くんは、わたしの名前を知ってるの?
――いやいや、そんなことよりも…その前に。



