同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

もしかしてうみちゃん、この人にもなにかしたとかじゃないよね…?


そう思ってドキドキして返答を待っていたけど、琥珀くんはふわりとやさしく微笑んだ。


「うん。知り合いによく似てるなって前から思っていたから」


それを聞いて、ほっとする。


だけど、――あれ?

なんだか琥珀くんのこの微笑み、どこか懐かしいような。


「藍くんを待ってたみたいだけど、ここの出入りを許可されてるってことは、藍くんの彼女さん?」

「いえ、彼女ではなくて。…こ、…婚約者です」


(仮)だけど。

それに、自分で口に出して言ってみると恥ずかしさが倍増する。


「へ〜!婚約者なんだ。女嫌いで有名な藍くんが認めた婚約者なら、よっぽど溺愛されてるんじゃない?」

「…そんなことないです!わたしなんて、まったく相手にされてな――」