「…え?」
「『この学校でのいざこざから守ってやる』って」
たしかに言った。
朱雀組に追われている途中で、空き教室で隠れていたときに。
『ちなみに、お前が条件をのんだら、この学校でのいざこざから守ってやる』
あのときは朱雀組から逃れるので必死で、しかも正体をバラすとも脅されていたから、仕方なく条件をのんだけど――。
「ちゃんと約束守ってくれるんだ」
それが意外だった。
「当たり前だろ。男に二言はないからな」
そう言って、藍はニッと笑った。
無愛想な藍が見せる、ふとしたときの笑顔――。
不覚にも、わたしはドキッとしてしまった。
そのあと、わたしは藍が戻ってくるまで、言われたとおりにテラスでおとなしく過ごしていた。
授業に出席できないのは困るけど、ファンクラブから追いかけ回されるほうがもっと困るから。
「『この学校でのいざこざから守ってやる』って」
たしかに言った。
朱雀組に追われている途中で、空き教室で隠れていたときに。
『ちなみに、お前が条件をのんだら、この学校でのいざこざから守ってやる』
あのときは朱雀組から逃れるので必死で、しかも正体をバラすとも脅されていたから、仕方なく条件をのんだけど――。
「ちゃんと約束守ってくれるんだ」
それが意外だった。
「当たり前だろ。男に二言はないからな」
そう言って、藍はニッと笑った。
無愛想な藍が見せる、ふとしたときの笑顔――。
不覚にも、わたしはドキッとしてしまった。
そのあと、わたしは藍が戻ってくるまで、言われたとおりにテラスでおとなしく過ごしていた。
授業に出席できないのは困るけど、ファンクラブから追いかけ回されるほうがもっと困るから。



