同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

『御曹司』ってだけでも、十分すぎるくらいの肩書きなのに。


すると、藍は徐ろに廊下の窓から外に目を向けた。

それはまるで、遠く遠くにあるなにかを見つめるかのように。


間近で見る藍のその表情は、どこか寂しそうに見えた。


「俺が青龍に入ったのは、どうしても強くなってトップに上りつめたい理由があったから。もちろん先代総長たちの意志を引き継いで、結果こうして青龍総長になったわけだけど」

「その…トップに上りつめたい理由って――」


と言いかけたそのとき、藍にポイッと投げ捨てられる。


「ほら、ついたぞ」


投げ捨てられたのは、ふかふかのソファの上。

見回したら、ここは四天王専用テラスだった。


藍と話をしていたら、いつの間にかこんなところに。


「しばらくはここにいろ。四天王以外は入ってこれねぇから」