同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

白虎の部屋(こんなところ)にいてんじゃねぇよ。仮にもお前は、青龍()の女だろ」

「ご…ごめん」

「行くぞ」


藍がわたしの手を引くけれど、わたしはその場で足がもつれてよろけてしまった。

それに気づいて、倒れそうになったわたしを瞬時に藍が支える。


「…っぶねぇ。なにしてんだよ」

「なんか…さっきから足に力が入らなくて…」

「ったく。世話かけさせんな」


藍はそう吐き捨てると、かがんでわたしの膝の裏に腕をまわした。

――と思ったら、そのままわたしを抱きかかえた。


ふわりと浮くわたしの体。


わたしはというと、突然のお姫さまだっこに驚いて顔は真っ赤。


だって、…藍の顔が近すぎる!


「なんだよ。人の顔をジロジロ見て」

「…な、なんでもない!」


そうしてわたしは、藍によって白虎のたまり場の空き教室から連れ出された。