同居中の総長さま×4が距離感バグってます!

……え?


突然のことに、目が点になるわたし。


「ゆ…雪夜さん?“味見”とは…どういうことでしょうか」

「詳しく説明したほうがいいか?」


そう言って、雪夜さんはクスリと笑う。


なにがなんだかよくわからないけど、変な妄想がかき立てられてしまいわたしは顔が真っ赤になる。


わたしは、この状況から抜け出そうと必死に頭の中で考えをめぐらすけれど、まったくいい案が浮かんでこない。


白虎総長に上から覆い被され、絶対絶命としか言いようがない。


「まっ…まままま…待ってください、雪夜さん!」

「待たない」


伏し目がちにわたしを見下ろす雪夜さんが、わたしの首筋に顔を埋めようとした――そのとき。


「帰れ!!ここは、白虎以外は立ち入り禁止だぞ!」

「そうだ!よそ者がくるような場所じゃない!」