やはり不明瞭な点があった。
 著者は有名人、芸能人ではない。カリスマミュージシャンなどではない。
 そうして、花火大会は著者が住んでいる市外である。そこに無作為に人が集まっているわけだ。
 やんちゃな若者だが、著者の知り合いというわけではない。著者を知っているわけがないのだ。じゃあ、一体なんでか?
 著者はなぜ、当該若者が自分を知っていると思ったのだろうか?不可解である。なぜみんなが自分のことを知っていると思い込んだのだろうか?

 まず、不特定多数が著者を知っているかのようななれなれしい感じなのだった。
 友人・家族のなりすましではないか?
 よって関係妄想誘導ととれる。
 また著者が有名人・芸能人のかのような感じだった。
 よって誇大妄想誘導ではないか。